2006-01-01から1年間の記事一覧

12/2 Jリーグ G大阪vs浦和 ただ攻めるだけ、三点目がとれずに。

色々書きたいことはあったのだが、この試合(とシーズン)を総括せずに、記事は書けない気がした。 で、一ヶ月ほどたって、ようやくこの試合についてコメントを書く気が沸いてきた。 Jリーグのチャンピオンになるには、ガンバは浦和に3点差以上で勝たなけれ…

11/26 ガンバ大阪vs京都パープルサンガ ちゃんと。

今となっては、悲しい雨の思い出である。ガンバの下降線の始まりとなった第25節の甲府戦。 そして優勝が消えるかどうかのかかった試合となった今節も雨中のゲームとなった。 このゲームを、こんな状態(順位・勝点差)で迎えることになったのは、もちろん自…

G大阪:アジアチャンピオンズリーグの常連に向けて

クラブレベルで、Jリーグのクラブが、アジアでさえ戦えない状況にある。 今年、初めてアジアCL出場を果たしたG大阪も、その洗礼を受けた。 A3でも、なかなか厳しい負け方をした。 しかし、クラブを強くする上で、クラブレベルの国際大会には、出場しなければ…

11/22 セルテッィク CL16強へ

セルティックがマンチェスターUに勝ち、UEFA チャンピオンズリーグの、決勝トーナメント進出を決めた。 中村俊輔のFKの得点のみで1-0。 サハのPKも止めてしまうなど、GKも含めた守備陣のがんばりが身を結んだ。 この試合の勝利そのものだけが、重要なわけで…

11/19 東京国際女子マラソン そこに坂があるから

バルセロナオリンピックのメインスタジアムは、丘の上にあった。 ラストのスピード勝負なら森下選手の金メダル間違いない、と信じて見ていた、男子マラソン。スタジアムまでの、その丘を登っている途中で、突き放されてしまった。 まだ、自分が陸上選手をし…

11/5 天皇杯 清水vs栃木SC 格下のメンタリティ

プロ野球よりも、高校野球の方がおもしろい、という人がいる。 「人がいる」レベルではなくて、多くの人がそうなのかもしれない。 その話になると、私はいつも「それは野球のおもしろさそのものではなくて、はかなさとか、青春とか、人生のおもしろさなんじ…

11/3 ナビスコ杯決勝 鹿島vs千葉 カップを掲げること

Jリーグでは、いくつかのチームが、「黄金時代」というものを作ってきた。その意味合いも、リーグのレベルアップに伴って異なる。初期のヴェルディ川崎(現東京V)の黄金時代、とジュビロ磐田の黄金時代とでは、無論その意義は異なるが、けっして一方が劣る…

やってきました 日米野球!

誰がなんと言おうと、日米野球が楽しみです。 もうね、主催の新聞社だとか、辞退者がなんとかだとか、WBCで意義がだとか、選手には別でギャラが何とかだとか、どうでもいいです。 ペナントレースだって、いつもベストメンバーでやってるわけじゃないし、相性…

10/25 日本シリーズ第四戦 日本ハムvs中日 たとえ安いドラマでも

阪神タイガースには「ベンチがアホやから負けた」と言って、そのまま引退に追い込まれた投手がいる。周りは、ネタにするが、ご本人がそれを得意げに語っているのは、見かけたことがない。 ワンプレーに対する思考時間が長く、その分監督の采配が大きく影響す…

10/24 日本ハムvs中日 あきらめの終盤

シーズン中の中日は、試合終盤に脅威的な(感動的な)逆転劇を何度も演じてきた。その過剰なまでの集中打は、サイン盗み疑惑まで呼んだ。その真偽について何のソースも持ち合わせていないので、議論はできない。だが、試合終了まで何が起こるのかわからない…

10/22 日本シリーズ第二戦 中日vs日本ハム 悲しきスクリュー

15年ほど前まで名古屋に住んでいたが、そのころ既に山本昌はプレーしていた。 当時の名古屋は今のような中途半端なおしゃれ感はなく、ナゴヤ球場は場末の雰囲気がプンプンであった。それは、地域の地方都市が東京化目指すのとは、ひと味違う、名古屋のプライ…

10/21 日本シリーズ第一戦 中日vs日本ハム 風見鶏

2006年の日本シリーズが始まった。 中日対日本ハム。 数年前までであれば、対戦カードのマイナーぶりに世間のトーンは下がりっぱなしだったかと思う。巨人一極集中時代の終焉と、(それに伴う?)野球人気の相対的低下によって、かえって対戦カードのマイナ…

予想:MLBチャンピオン決定シリーズ(傾向と対策)

危うく始まってしまうところだった。 MLBチャンピオン決定シリーズの予想を。 そもそもの印象としては、4連勝か、七戦までもつれるか、極端だよな、とか、同地区同士で良く対戦してるよな、という感覚がある。 で、調べてみた。 ストライキ後の過去11回のチ…

シュラスコは涙の味

出張でブラジル・サンパウロへ行っておりました。 現地から色々記事を書き込もうかと思っていたのですが、到着日に自分のPCがダウンしてしまい、無念の事後記となってしまいました。 さて、ブラジルには3泊4日の強行軍だったので、日程が合わず、ナマでサ…

10/7 阪神vs巨人 蜘蛛の糸

10/6の時点で首位中日のマジックが4、残り8試合、二位阪神とは3ゲーム差。阪神は残り5試合。 いくら阪神がなかなか負けない、といっても、中日もよく勝ってきたのだから、今シーズンのペナントの行方はあらかた決した、と言ってもいいのではないか。 阪神と…

10/4 キリンカップ 日本vsガーナ 準備中

大リーグのプレーオフで面白いプレーを見た。 無死一二塁で打者がライトフェンス直撃の当たりを放つ。二塁走者は打球の行方を見てスタートが遅れて、ホームでアウトとなる。 ライトからの返球に遠い外側から滑り込み、捕手ももちろんバックネット方向を向い…

雨とゴルフとF1と競馬 (と部屋とYシャツと私)

昨日の、G大阪vs甲府についての記事の中で、雨がゲームに与える影響についても触れましたが、昨日はあちこちで雨が降っていたので、少し雨とスポーツの話題を。 (ジャンルが選べずに不細工なタイトルになってすみません) その1:大阪 自宅の近くで、日本女…

10/1 G大阪vs甲府 すり込まれた記憶(イメージ)

何かが起きるのはいつも雨の日だ。 サッカーの試合ごときで大げさかもしれないが。 今日の試合は、そんな趣であった。 芝とボールが濡れるとパスサッカーのチームに不利なことは、分かる。 そういう選択肢を取るかどうかも含めて、雨は両チームに平等に降っ…

9/30 阪神vs中日 変わらない愛

特定のチームを愛する、というのは、時に苦しいものである。 勝ってほしい、選手に活躍してほしい、そう思って応援する。 報われないことだってある。 でも、勝つから、強いから、応援するのではない。 負けたとき、弱いときにも、同じ愛情を注ぎたい。 叱咤…

9/29 阪神vs中日 いや、川上は悪くない

川上はもっと評価されてよい。 彼は、私が見てきた(1980年代以降)プロ野球選手の中で、もっとも、能力・成果と評価のギャップが大きな投手、と勝手に思っている。 川上が、読売にいれば、それはもう、世紀の大エース扱いであろう。 中日という地味なチーム…

9/27 阪神vs広島 なぜなぜ泣くの

阪神タイガースがよくやっている。 なにがって、首位争いのチーム同士の対戦成績がこれほど差があるのに(阪神5勝・中日13勝)、9月も最終週になって、まだ「最後の天王山!」とかいう記事が、スポーツ新聞に出てきちゃったりするのである。 良くやっていると…

9/23 G大阪vs川崎F 裏切っていないか

美しいサッカーという言葉がある。オシム氏もそのような言葉を使っていた(美しいサッカーは死んでしまった?とか)。 美しいサッカーは、客観的な立場であれば、楽しいサッカー、感嘆すべきプレーと置き換えることができるかもしれない。 しかし、(特定の…

スーパー陸上

いよいよスポーツの秋と言うことです。 今日は、大相撲の千秋楽も、宮里藍の連勝も、Jリーグも、タイガースの3ゲーム差接近も、外国人監督批判もありました。 その中で、きっと本日、国内一のビッグイベントだったのは、 TOTOスーパー陸上 のはずです。 いや…

ナビスコ準決勝「二兎を追うものは」

少しさかのぼりますが、ナビスコ杯の準決勝について サポーターとしてどうなのかとは思うが、G大阪はナビスコでとっとと敗退して良かったと思っている。 正直、昨年ガンバはリーグ戦とナビスコの過密日程で苦しんだ。もちろん、タイトルへの渇望は、サポータ…

ご挨拶

はじめまして スタジアムやテレビで観戦したスポーツについて、感想と批評を加えていくつもりです。 現場で見た試合は、雰囲気も交えて、テレビ観戦の場合は、それなりに・・・