11/22 セルテッィク CL16強へ

セルティックマンチェスターUに勝ち、UEFA チャンピオンズリーグの、決勝トーナメント進出を決めた。

中村俊輔のFKの得点のみで1-0。

サハのPKも止めてしまうなど、GKも含めた守備陣のがんばりが身を結んだ。

この試合の勝利そのものだけが、重要なわけではない。

しかし、予選各組にはそれなりにトップリーグのチームが配置されており、そのマンチェスターUに、ホームアンドアウェーで1勝1敗なのだから、その価値は高い。

裏を返せば、一次リーグ突破のためには、アウェイで負けている以上。ホームで勝たねばならない試合だったのだ。

スコットランドリーグのチームにとっては、当然格上のマンチェスターUだ。その相手に「勝たねばならない」というのも、酷な話だが、それをやりきった。

国内リーグ戦では、自由に動ける試合が多く、どうしてもレベルの高い攻防をしているとは言えないが、中村が残留したのも、欧州の舞台で戦えることを望んだからだろう。その通り、一年間のリーグ戦の、何倍もの濃い試合をここまで経験できた。

良かった。

日本のサッカーのために、とか無粋なことを言いたくはない。

一人のスポーツ選手の決断が、生かされたことが、本当に良かった。

次は、チャンピオンズリーグで8強をかけた戦いに、臨むのだ。

対戦相手がどこであれ、楽な試合になるはずがない。

チェルシーも良いけど、イングランドばかりではおもしろくないので、バレンシアあたりと対戦するといいですね。

追記です。

誤解のないように、あえて、書かせてもらいます。

中村俊輔個人の昨日のプレー全体は、決して良かったとは思ってません。

チーム全体でプレッシャーがかけられなかったのは、例によって中村が機能していなかったからだと思います。

ドロー以下ならば(これも例によって)戦犯扱いだったでしょう。

ゴールで帳消し、という見方もあるかもしれませんが、彼はアタッカーではないので、チームを危険に陥れるプレーはしてはならない、と思います。

そこまでこのチームで特別扱いはされていないでしょう。

チーム内で、良かったのは、後ろのラインとGKだと、重ねて書きます。

あとは、相手のCロナウドにも助けられた。今シーズンは序盤からとばしすぎだったかな?久々に悪い形がでた。