ガンバ大阪2014シーズン予想(2)勝点計算編

前編に続いては、シーズンを追って勝点の推移を考えてみます。

長谷川監督は勝点70、と言っていたようですが、とてもそんな大風呂敷を広げてJ1様には臨めないので、残留を目指した計算をしています。

(1)開幕からW杯中断(5/17)まで

この期間に14節、つまりシーズンの40%が詰め込まれています。

開幕の浦和、4節広島、10節柏、など優勝候補のチームとホームで対戦出来るのは救いですが、一方でC大阪横浜FM、川崎など昨季の上位チームとGWまでにアウェイで対戦になっています。ただし川崎は対戦週の週半ばにACLがあるなど、このあたりのチームは消耗も大きいことで、なんとか五分に持っていきたいところです。。(6試合x1.5=9)

また、相性と言うことで考えると、3月のアウェイ新潟、仙台、鳥栖は、どうも分が悪そう。上がってきたばかりのチームが鹿島相手に「絶対勝たなきゃ」とは言えないし、名古屋は西野さんの恩返し力の強さ、東京アウェイの魔界ぶり(超苦手)、などを考えると、うかつに勝点は積み上げられない。

そうすると、大変申し訳ないですが、ここで名前が挙がってこなかったチーム相手に何が何でも勝点3とっておかないと、残留一直線になります。

ということで、ここまでで非常に悲観的なシナリオですが、勝点15を計上します。

(2)再開(7/19)以降8月末(8/30)までの夏休み期間

営業的にありがたいことには、この期間の8試合のウチ、5試合がホーム戦です。

これは大きい。

まあこの期間に甲府さんとH&Aを両方やるのはどうかと思いますが。

おそらく中断期間に移籍選手は発生しないでしょうが、場合によって外国人選手の入れ替えはあるかもしれませんね。ガンバの強化部は夏の移籍にはめっぽう強いですから。

W杯で戦力ダウンするチームも相当見込まれる中、戦力を維持出来ることはプラスと捉えてもいいかもしれません。

アウェイでそれぞれ勝点1を死守し、ホームで4勝はしたいところですが、横浜や名古屋など(名古屋がそのときどうなってるかは不明ですが)相手にそう簡単に物事が運ぶとは思えないので、ホームで3勝1分として、この期間の勝点は13、ここまでの小計で28となります。

(3)9月からシーズン終了(12/6)まで

この期間には12節。

どのチームも残留を目指した必死の戦いが想定されます。ガンバももちろん上述したような悲観的なシナリオから上積みがなければ、残留争いに巻き込まれていることでしょう。

ライバルは・・・徳島、甲府、神戸、大宮でしょうか。監督交代がうまくいかなければ、名古屋、仙台あたりもご一緒かもしれません。この辺は、毎年サプライズ大物クラブの参戦があるので読めません。

よもやガンバはナビスコの決勝Tに残ったりしてないでしょうが、ナビスコはとにかくサテライト主体で、しっかり試合経験を積むことが重要です。どんなトーナメントでも「負けて欲しい」などとは思いませんが、無理して取りに行くとこの時期にしわ寄せが来ます。

この期間、アウェイ戦は広島、カシマ、柏、さいたま、となかなか・・・そこはちょっと度外視して、それ以外のアウェイ、清水は・最終節徳島でなんとか勝点4確保したいところです。。

ではホームはどうか。

C大阪鳥栖、川崎、東京、仙台、神戸です。

関西勢も迎えることですし、全勝とは言わないが無敗では行って欲しい。

4勝2分で勝点14、あわせて勝点18の計算です。

最後だけ、なんか甘いような気もしますが、しかし降格した2012もラスト12節では勝点17を積んでいます。

この期間に、どれだけ、現在のチーム力に加えて若手の成長分を上積みして戦えるか、が非常に重要になって来ると思います。

これで勝点の合計は45。

昨季なら13-15位相当、2012でも13位相当です。

最後までもつれても、なんとか残留できるラインだと思います。

まあ、これを下回るようなことがないことを祈って、しっかり上積みを期待していきましょうかね。

では、いざ開幕!