2012/4/3ガンバ大阪vsブニョドコル「きっかけはいつもACL」
テレビ観戦。倉田寺田のユース二列目という粋な采配・・・というよりは新監督のターンオーバーのうまさを感じさせる。
もはやJではありえないほどラフィーニャと遠藤にスペースをくれて、遠藤がプレースキックのようにゴールを決めて先制。
今季初の先制点に動揺したか、下がりすぎる選手と前に残る選手のアンバランスさでピンチを招いた。神ヶ谷さん降臨で事なきを得たようなもの。倉田寺田コンビは思ったほど創造性を発揮できず。倉田はラフィーニャとともに、ちょっと自分のベストショットにこだわりすぎて、そこに持ち込めないプレーを避けいているよう。ラフィーニャがPKを決めて、倉田と佐々木が交代したところで、司令塔寺田になったあたりが一番刺激的だった。
佐藤が倒されて二本目のPKで3-0となったところで、佐藤はお役御免。明神投入で、3ボランチとしたがこれが全くよくないアイデアだった。最後は加地に代えて丹羽を投入するなど、いろいろオプションを試すにはいい機会だったが、最後はしっかりと失点もして、気持ちよくは終われないな、という感じ。勘違いするよりはいいかもね。3-1で今季初勝利。
藤ヶ谷:至近距離のスーパーセーブあり、ゴール至近でのサイドチェンジにあたふたしたり、目の前のボール見送ったり、転んだり。藤ヶ谷のオンステージ。でも流れをつかんだのはビッグセーブ。よくできました
加地:ピッチをワイドに使われた時間帯に消えていた。もう少し
中澤:最後は守ってほしかったけどね。できました
今野:決定的なシーンで最後にブロックしてくれるのはありがたい。勝つ試合ではDFが目立つ。よくできました
藤春:左サイド起点で倉田・遠藤・ラフィーニャをひきつける謎のフェロモンを持っていた。加地の不出来もあって左サイドの輝きが光った。よくできました
武井:アンカーとしては落第な出来だったけど、全体のバランスが悪い中でよく声をかけて修正させていたように思う。できました
遠藤:ゴールも素晴らしかったが、今日はアタマからよく走っていた。気分次第ということはないんだろうけど、いつもこのぐらいやってくれるとだいぶ違うんだろうなあ…。よくできました
寺田:右サイドで加地のフォローに追われるのが多く、前は倉田に任せていたが、倉田交代後は前で輝いた。よくできました
倉田:ちょっと欲どおしいプレーが続いたのは展開のせいもあったか、ラフィーニャに連られたか。期待が大きい分、この日は控えめ。できました
佐藤:ボールも収まるし、前へも持っていけるし、ターゲットにもなるし、非常に効いていた。ラフィーニャをフリーにしてでも相手がケアしに来たのもうなずける出来。よくできました
ラフィーニャ:イライラもなく楽しくさせてもらって、PK2本とは幸せすぎ。でも今年はオイルマネーのお呼びはかからなさそう。できました
佐々木:寺田のコンダクトで前への推進力を生みだした。よくできました
明神:戦略的な交代としたら失敗だったが、リハビリとしては最適だったかもね。できました
丹羽:サイドの推進力を期待される時間帯ではなったし、守備ではさすがに加地より上だったが、失点は印象悪。できました